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静岡で包種茶づくり、再び。

静岡の丸子へ行ってきました。昨年に引き続き…4回目?里帰り気分です。

初めて、立川から八王子に行って、横浜線で新横浜へ、新横浜から新幹線というルートを使ってみたら意外に快適でした。(いつもは東京へ出てから新幹線)次もこれだな。

静岡から安倍川駅へ在来線で向かいます。静岡の次が安倍川です。ふと見上げると、安倍川駅の次の駅名が…用宗。これで、もちむねと読むんだそうです。あべかわの次がもちむね、ですか。そうですか。
…誰もツッコまなくていいんでしょうか(笑)駅で降りながらニヤニヤしてしまった。ネタだ。

ベニフウキ(茶樹の品種名です)で包種茶(緑茶に近い烏龍茶。発酵の浅い烏龍茶)、ということで、また丸子紅茶の村松さんにお世話になります。昨年の様子はコチラ

今回は千葉や神奈川から来た方や、台湾で製茶修行をしてきた方、静岡で茶の製造販売している方から製茶機械の輸入に携わってきた方まで多種多様な方々が参戦しての茶作りになりました。丸子に来るたびに新しい人とお知り合いになれるのも、村松さんの茶があってこそでしょう。

この日はすでに茶葉は静置の状態まで進んでいたので私は遅参組でした。(いずみ(品種名です)の茶葉を手摘みしたそうで、カレン(平たい籠)の一枚はいずみでした)

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途中から失礼いたします、と、ご挨拶もそこそこに揺青と静置を繰り返します。

青茶(烏龍茶)の製造過程は複雑で、だからこそ面白いのですが、緑茶は茶葉を摘んですぐに加熱(蒸すか炒める)をするところ、青茶は萎凋(いちょう:茶葉から水分を抜いて萎れさせること)、揺青(ようせい:茶葉を揺すって動かすこと)、静置(せいち:揺すった茶葉を休ませて緩やかに水分を抜いていくこと)を繰り返します。これらの回数や、静置の時間が茶葉の状態、気温、湿度によって変わるので、ここが青茶の肝、メインになるのですが…。

こうやって↓
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茶葉を揺するというか、かき混ぜるというか、返すというか、とにかく触る時間はさほど多くありません。ひたすら待ちます。たいていの場合はその間が社交の時間…名刺交換したり、情報交換したり、今回は人数が多かったので面白かったです。

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さながら、茶工場の前で青空茶会…持ち寄った茶葉やお菓子が行きかいます。

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↑中には品評会二等賞の東方美人茶(!)なんて貴重なものも…この茶葉の美しさったら。香りも美人。当然美人(村松さんと接しているとこういうことを言うようになる…笑。)です。

そして、揺青と揺青の間に夕食もとることになります。
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丸子名物のとろろ!味噌風味なんですよ~。もう、文句なしで美味しい!そして生しらす…漁のない日は食べられないのですが、私は今のところ100%食べられています。イェーイ♪丸子以外でこんなに生魚を食べていないかもしれません。我が家は海から遠いのです、はい。

気温が低いとその分、葉の温度も上がらないので水分がなかなか抜けません。今回はとーっても時間がかかりました。

最後の揺青を機械で行ったため、そこは楽ちんでしたが、まあ、作業が減って待ち時間が長くなったともいえます。香りの変化、水分量の変化を見ながらジリジリ待つこと…約4時間(笑)。いずみさんに加熱処理を行います。この時点で日をまたぎました。時刻は0:20!せっかくいずみを手で摘んだ方々も、新幹線組は待てずに帰宅です…私はお泊り予定なので、車組の方たち続けていきます。

それでも次の日のことを考えると、帰らざるを得ない方もいらっしゃるわけで、ぽつぽつと人は減り始め…最終的には私の他に二人、WさんとSさんがご一緒です。真夜中の変なテンションの中、いわゆるフルベッキ写真(明治天皇と幕末の有名人が一緒に写っている、一見ものすごい写真だけど怪しい写真)を村松さんが見せてくださり(どうしてそんなことになったんだか、もう不明)、怪しんだりしつつ丸子の夜はふけていきます…息が白いほど温度が下がってます。作業場は温度管理しているので20度以上あって、これはちょっと眠気を誘う~。

そんな中、いずみさんから葡萄のような香りがしました。あ、これはちょっと初めての香りかも!?期待しつつ加熱して、発酵を止めるための加熱処理へ。

加熱処理はドラム型の釜を使いますが、今回のいずみさんに関して言えば、量が少なかったために登場した新品の小型殺青機が安定せずに、温度が上がらず!蒸気がすごい勢いで抜けてしまいました。茶葉が加熱しきる前に乾燥してきてしまいます。そうするとどうなるかといいますと

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↑見えるかしら…深夜に手揉み。(笑)茶葉を柔らかくして、揉む作業があるんですが(機械を使おうとしたら、いずみさんの量が少なすぎて使えなかった)揉んでいくとパリパリパリパリと音がして、どんどん茶葉が壊れてしまいます。

ちなみにこの揉みの作業は、人間がやると男性が全体重をかけて行うような重労働です。烏龍茶作りは本当に大変。機械を使っても大変なくらいです。

30分ちかくこの揉みをおこなって、茶葉の組織を壊して湯が浸透しやすくします。

最後に乾燥と成形を兼ねて、また釜へ。時刻は深夜1:30…いずみさんは一段落ですが、ベニフウキがどっさり待っていたんでした。加熱するために釜へ茶葉を投入。こちらは量があるので、いつも村松さんが使っている殺青機械が使えます。

そんなこんなでベニフウキの揉み(機械が使えます。機械でやれば、3,4分!)が終わったのは2時すぎ。

最後は弱火でじんわり水分を飛ばすので竹籠の焙煎機へ入れますが、入れっぱなしというわけにもいかないので途中で茶葉を返す作業があったりします。…すみません3時前に私も戦線離脱です。村松さんとWさんSさんにお任せしておやすみなさい。

朝起きればすでに

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ここからいい香りがしてます…っていうか

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もう次の茶葉が来てるし!(小さい焙煎機は、いずみさんが入ってます。ミニミニサイズには粉になってしまったところが入ってます。もったいないし、こういうブロークンも面白そうなので。)村松さんはすでに準備してます。そのバイタリティ溢れる姿がまぶしいです。…あ、睡眠時間が少なかったからか(笑)
いや、でも本当にタフで、何よりその熱意に敬服いたします。それを支える奥様も大変だと思いますが、すごいなあ。

また新しい人たちが集まって、作業は続きます。
私はちょうど昨日のやってきた時間くらいでお暇をつげました。ほぼ24時間滞在~。

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