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中目黒茶席 花待ち茶会 当日~前編~

というわけで、本日は「花待ち茶席」でした。ご予約は満席御礼、ご来場いただきましたお客様には深く感謝いたします~。

茶会の作り方というわけで事前準備編もアップしておきましたので、興味のある方はご覧下さい。(本当はこういう裏方って見せないものなのかもしれませんが…知りたい人がいるかもしれない、いやいるに違いない!と自分に言い聞かせて書きました~)その1 その2 その3 その4(前日)
昨夜、最終形態になったキャリー&でかバッグでGO!

場所は中目黒です。
Hanamachi_023
目黒川沿いは桜の名所なので、この日に向けて、本当に桜の開花を待って待って待っていたんですが…。0.02部咲きくらい?(笑)

借りた部屋は、窓全部に桜が入る素晴らしい場所だったんですが、つぼみが見える、まさに花待ち(現在進行形)茶会になりました。
Hanamachi_021
まあそれはさておき会場設営にかかります。前半と後半に別れて、私は前半なので、最初に茶席のセッティングをします。

梱包は頑丈にしないと無事に茶器が辿り着きませんが、頑丈にすると開梱も大変ですよね…なんか、さっき梱包したばかりな気がするのに…ぶつぶつ。

…てなわけで
Hanamachi_027
完成。今回はテーブルが横長というわけではないので、真ん中が空きます。そこで思いついたのが真ん中に水盤を置くこと。川が近いので水に花びらを浮かべたかったので、ちょうどいいんじゃないかしら。

水があれば
Hanamachi_036
カエルもいるよね(笑)…このカエルはフタ置きになってもらいました。1人サウナ状態。

一回目、二回目のお隣の席は(麻)さんです。お隣り拝見~♪
Hanamachi_025
…いつもながら、(麻)さんの茶席のセッティング(設えと呼ぶのが一般的なようですが)はシックで素敵です。
必要なものだけが、きちんと準備されているのに、佇まいが凜として美しい。ああ、人柄が出るんだなーと、写真を見ながら思いました。その場では準備に追われていたのでそこまでゆっくりできませんでしたので…(麻)さんの人となりがそのまま出ているようです。

ふふ…振り返ってみれば、なんだろう、私のモノが多くて雑然とした感じ…ああ落ち着く。(笑)散らかっている方が落ち着きませんか(←茶席に必要ないだろう、笑)

私がこの雑然とした感じを出すのに四苦八苦している中(私らしさだから!)、先輩たちは、入り口、受付、茶菓の準備まで済ませてくれています。おさすがでございます。脱帽。

入り口のディスプレイ。(麻)さん担当…って、いつの間に!
Hanamachi_031
まったく私の知らないうちに出来上がっておりました。ゆっくり見られなかったんですが、写真でみると、すでにここに茶席が出来上がってる~。すごい。もう怖い。(笑)

そして、受付カウンター。
Hanamachi_032
私がお手伝いしたのは、しだれ桜を挿したこと(笑)…何やってたんだろう。

そして、一回目と二回目のお菓子がこちら!
Hanamachi_028
じゃらーん!
Hanamachi_029
春らしい茶菓子をスタッフで探して、メールでやりとりした中で決まったものです。まあ私の焼き鳥とかの迷走はなかったことになり(笑)、まとまって良かった。

一回目と二回目のお菓子はまず、中目黒ということで使いたかった雅庵さんのわらび餅。芸能人の方なんかにも紹介されている有名店です。このわらび餅、ふわっふわです。味は結構甘めでしたがきなこが濃厚で、贅沢なお味。スタッフまゆりんさんの発案で最中に乗ってます。「このまま食べるんですか」と何回か聞かれましたが、そのまま食べるとボフッとなるに違いない(笑)

さらに「春(ひとひら)」という名の花びら型のお菓子。富山県の薄氷本舗五郎丸屋さんのものです。和三盆で出来た、これぞ茶席のお菓子!というような上品な和三盆のお菓子です。インターネットの画像で一目惚れしたものです。箱の中に綿でくるまれて運ばれてきた、宝石のような一枚でした。

ころんと丸い粒二つは川崎の名店、豆屋大原さんのきなこ豆と紫いも豆です。こーれーがー食べたかった!ふと気がついたら終わってた!(笑)今回の悔いの一つです。

そして、細いかりんとうがありますが、これは「塩かりんとう」、甘みがまったくない、塩味です。信州安曇野のかりんとう専門店「蔵久」さんの逸品。我が家で味見したときに大好評だったので推薦したのですが、おいしいですよ~。やめられないとまらない。っていうか、かりん糖なのに「糖分」なくていいんかいな、感じですが。ほどよい歯ごたえと脂っこさがなくて、塩味がサッパリしてます。

これに、小さくカットされたドライフルーツが散らしてございます。いかがでしょうか。(笑)

ちなみに茶菓譜を作ります!と、これもまた立候補してみたのでつくりました。
Hanamachi_055
普通の茶会にはあるんでしょうか、いらないんでしょうか。よくわかりませんが、煎茶道の会記にはお菓子も書かれているし、個人的にはとても知りたい(笑)ので、茶会にはあった方がいいと思います。と、ここで声を大にして言いたい!(笑)

さて、肝心の茶会の部分はお茶を淹れているわけですので写真はございませんが、皆さん楽しんでいただけたでしょうかね、どうなんでしょうかね。どーも私は話しが止まらない性質なので、茶を淹れながらずーっと話をしてましたが(笑)中身があることはたいしてお話できてないような。

…そうだ、ここでフォローすればいいのか。何を飲んだかわからなかった方、私が淹れていたのはこちらです(笑)

私の茶譜でございます。
Hanamachi_054
年賀状の時からシアンの色が出ないままなんてことは秘密にしておきました。(笑)(菓子譜の方は母上のプリンターのインクを減らしてやりました。内緒…)

最初に淹れたのは、エイプリルフール妄想茶席(脳内で完了)の名残、「杉林渓高山茶」なのに、なんでなのかジャスミン茶~♪です。台湾の烏龍茶で、高山で作られる茶らしい、清々しい香りで人気のある茶なんですが、なんでだかジャスミンの花の香りを吸着させて、ジャスミンの香りにしちゃっているという迷品でございます。高山茶の香気台無し(笑)

最近、いくつかの場所でこの手の「ちゃんとした高山茶なのにジャスミン茶」というのをみかけて不思議でしょーがなかったんですが、これを作った方は「やりたかったからやった」という潔さ。なんか、付加価値を付けようとして迷走している茶農家さんが何人かいるに違いない。

台湾のジャスミン茶は通常「包種茶」で作られることが多いです。これも烏龍茶なんですが、緑茶に近い、発酵具合が浅くて、何より揉み込みの作業が少ないので茶葉が細長いままの形をしています。

この高山茶は、わざわざ急勾配を登った高山の畑の茶葉を、機械でなく手摘みして、しかも揉み込み作業をしっかりして形が玉のようにコロコロと丸くされています。で、清々しい香りと高山が育んだ豊かな滋味を楽しむところで、花の香りを移すという暴挙(?)に出ているわけです。素敵。(笑)

茶会は時間的に3煎か4煎が限界だったので、ジャスミンの香りが出尽くして、高山茶の味だけが残るところまではとうてい味わっていただけなかったのが残念でした。珍しいもの飲めたということで、おもしろがっていただければいいかな~?

というか、これは次回への教訓です。いい加減に、「いいところやおもしろいところが6煎目や7煎目にくる茶を選ぶのはやめましょう」。

もう一つの金片単枞(木ヘンに叢、という字です)は、福建省の茶葉研究所が作った新品種(と、いっても、もう結構経つんですが、あまり出回ってないところをみると繁殖力は強くない茶樹なのかしら)です。単枞という名が付く烏龍茶はほとんど広東省の烏龍茶なんですが、これは福建省産。たぶん広東省のいいところをとってやろうと考えてんじゃないかと邪推しておりますが(笑)、毎年毎年、茶葉の形状が微妙に違ったり、昨年ものに至っては、明らかに焙煎の仕方を変えただろー!という外見に思えました。やっぱり広東省のお株を奪う気なんじゃないのか!?

焙煎に慣れてないんだか、なんだか知りませんが、茶葉の外見はハッキリ言ってよろしくありません。こんなにバラバラの色味の茶葉が混ざっていて美味しいわけない!・・・のに美味しいんだな、これが。むしろ、外見を見て味の見当をつけると、淹れてみたときに嬉しい誤算というか、ありえない美味しさというか・・・まだまだ茶のことが全然わかってないわ、勉強しようという気にさせてくれる茶です。熟した果実のような香りは広東系の烏龍茶を思わせますが、軽やかで、渋みの出にくいところが一線を画しています。

金箔を散らして「だから名前に金片とつくんですよ」というエイプリルフール企画は脳内で完了させておき、本番ではやりませんでした。これぞ裏話!(笑)

お隣の(麻)さんが淹れていたのは「肉桂」という名の烏龍茶です。台湾肉桂の清香、と福建省武夷山の馬頭巌肉桂(通称、馬肉。本当ですよ。字面にぎょっとしますね。)の飲み比べ。

これも私は声を大にして言いたい。スタッフ茶席をやるべきだー!他の茶席に座りたかったと切実に思いました~。先輩たちの席に座りたかったー!お客さんになりたかったー!

というところで、後半へ続く。

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コメント

おはようございます 楽しみにしていました
お茶席のセッティング、個性が出ますね。
好きなものや細かいこだわりが多いんでしょうね
天山さんの雑然は素敵です。 カエル可愛い♪
春らしいお茶菓子の一つ一つ、茶菓譜、茶譜にいたるまで
迎える側の心遣いが伝わる、素敵な花待ち茶会ですね。

かちがわまなこさん、こんにちは!

いつも見ていただいて、本当にありがとうございます。
茶席のセッティングは写真で見てみて、改めて個性が出るなあと実感しました。

雑然は素敵、なんて言っていただけると泣けてきます。ありがとうございます~。
たぶんこれが私の色なんだろうなと思います。無理をして格好つけるとロクなことがありません(笑)
カエルは、私の心強い相棒として働いてくれました。横浜中華街で捕まえた子です♪

今回は準備から当日までの、スタッフ視線で追ってみましたが、いつかバーチャル体験できるような参加者側視点で書いてみたいと思います。どうぞまたお越しいただけますように。

コメント、ありがとうございます♪

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