上海の弁護士・公認会計士・税理士
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中国トイレ指南 応用編 続き

ネタがないので…3月2日、4日に続いて中国っていうと必ず聞かれるトイレの話。偶数日はトイレの話(笑)
まだ基礎をご覧になってない方は先にコチラ(3月2日の話)を先にご一読ください。専門造語(笑)が多様されています。
応用編その1はコチラ(3月4日の話)をご覧下さい。

*前回同様、以前、その名も「極楽天山」というホームページで紹介していた文を一部そのまま使用しています。2003年当時のものなので、ちょっと古いんですが、むしろその方がおもしろいのでそのまま載せておきます。今はかなり改善されてますが、田舎に行くとたいして変わってないです。無料のところも俄然増えてます。…無駄に長文です。*

厠所 応用篇 続き

ひきつづき、応用編では、旅先などで出会った、様々なびっくり厠所をご紹介しています。

★4★ 隙間産業

情報元あり。Sさん勝手に使わせていただきます。

中国某所某大学近くに市場があります。その付近!だったと思いますが、少年Sが入ったトイレのお話です。この話はある意味ホラーです。男性陣は読まないで下さい。

確か2角だったらしいのですが、いつものようにお金を払って中に入ると、そこは、部屋というほどのものもなく、ただ、露天に壁が立っていたそうです。

その壁には丁度ソノあたりに横スリットが入っていました。恐ろしいですね。
「ソノあたり」がわからない方は、バンザイして下さい。はい、手を組んで下さい。そのままゆっくり前におろしてきて・・・自分の体に当たりましたか?ソノあたりです。

思わず背筋が凍って動けなくなる少年Sを後目に、後から入ってきたおじさんは、おもむろにそのスリットに自分のソレを入れ、実行したそうです。

さすがに、少年Sはソレをそこに入れる気にはなれず、理不尽な敗北感を抱いて退散したのでした。…ご愁傷様です。

男性用トイレは、結構、大と小を別にさせるところが多いみたいなんですが、これは、小専用の極限ですね。壮絶ですね。小耳にはさんだ程度の情報なんですが、忘れられません。すごい目にあったねSさん。怖かったでしょうねえ。

しかし作った人は、なんで下に穴を掘らないで壁にスリットをあけたんでしょうか。どう考えたって地面に穴を掘った方がカンタンなのに。もしかして、もともとそこにあったスリットを利用した隙間産業なんでしょうか。

考えれば考えるほど恐ろしい。一体、ブツはどこへ流れていくんでしょう…


★5★メコン河を目指して

冬休みに中国南方旅行をした時のこと。雲南省、西双版納タイ族自治州をフラフラしました。南国です。ラオスやミャンマー、ベトナムとの国境一歩手前のメコン河が流れる町に滞在しました。

Fh000035
メコン河!

色とりどりの民族衣装をつけたタイ族の人々の中、市場をフラフラしていた私と友人は、せっかくだからメコン河のそばに行ってみようかということになりました。
Fh000032
思い立った現場(笑)

しかし、どうやったら川岸に降りられるのかわかりません。ふと、タイ族のおねーさんがメコン河の方角に歩いていくのをみました。「もしかして川辺にいくのかな!?」勝手に期待をしてついて行くことにしました。

途中、ふっと振り返ったおねーさんが、怪訝な顔をしていました。が、外国人を見慣れない人の視線には慣れていたので、その表情も「なんだこの外人は?」ということだと我々には理解できました。
順調におねーさんはメコン河に向かいます。橋のたもとでアスファルトの道をはずれ、草の生い茂る獣道みたいなところを下っていきました。「やっぱりメコン河に下りるんだ!」よしよし、と私達はほくそ笑んでおねーさんの後を追います。

だが、次の瞬間。おねーさんは亜熱帯の草木が茂る林の中消えました。

見失ったか、と焦って数歩踏み出したところ、草葉の陰に、しゃがみこんだおねーさんが。

 はっ…?

思わず動けなくなる我々に、おねーさんは再度怪訝な顔を向けます。いや、怪訝な顔じゃないような気がする。睨まれている!?

 我に返ってみるとなぜか足下の土は砂場のごとき深い砂地になっており、そして南国特有の湿気の中、ただよう有機的な香りが鼻を刺します。

ここはもしや、タイ族的公衆トイレ!?

いやもう、ごめん、おねーさん…我々はただの変態だった…。

目撃してしまった衝撃に、同性とはいえ、その気まずさに、我々はすごすごと退散し、他のルートからメコン河を目指すことにしたのでした。気まずいやら恥ずかしいやら…思えば、おねーさんがちっとも恥ずかしくなさそうなもんだから、その分までなんだか恥ずかしかったような気がします…。

★6★ さあさあ、皆さんご一緒に。

 昆明は雲南省の省都です。日本でいえば県庁所在地です。春の都市と言われるように、一年中菜の花が咲き乱れるような温暖な場所にあります。街の中心部に市場があり、そのはずれにあったトイレは、田舎のトイレとは違った意味で印象的でした。

 まず、建物は二階建てでした。コンクリートとタイルでできた一見すると病院にも見えるような建物です。その辺のお店よりもよっぽどしっかりとした造りです。

 一階でお金を払って上の階にいきます。すると、そこは畳で言えば20畳くらいあるでしょうか、広い部屋になっており、そこをコンクリートの壁が区切っています。「こりゃ、ずいぶん多くの人がいっぺんに使えるなあ。やっぱり市場のオバチャンたちが一斉に使うのか?」と思ったのですが、一周してみると水路は一本のようです。

 水路は部屋の中をコの字型に通っていて、そこが背の低い壁で区切られています。タイルとコンクリートと水の音と、なによりその開放感のある広さは、日本の大きなプールのシャワー(プールに入る前に体を流す方)を思い浮かべるといいかもしれません。

 しかしこの広さで、一本の水路。川上と川下では、ずいぶん流れる「ブツ」の量が違いそうです。まあ、15秒おきくらいに水は自動で(?)流れていて、「ブツ」は溜まりそうにありませんが。

 こんなに大きくてりっぱな公衆トイレを造るなら、小さくてもいいからたくさんつくった方がいいんじゃないかと思うんですが、小さいトイレがまわりにないわけじゃないんです。一体これはなんのためにこんなに大きくて立派なのでしょうか。よくわかりません。

 なにはともあれ、広くって、キレイで、なかなか快適です。皆さん昆明にお立ち寄りの際は是非尋ねてみて下さい…今もあるかな…。

★7★ 菜の花咲く田んぼで

 長距離バスで移動をすると、運転手さんが時々トイレ休憩をします。日本と違うのは、お客さんのためにトイレ休憩があるのではなく、運転手さんがトイレに行っている間に、客もついでにいってくる、という点です。客はあくまでもついでです。ちなみに食事も、運転手さんがお腹が空いたところでとります。「はい皆さん、ここでの休憩は30分とさせていただきます。今1時ですから、1時30分にはバスに戻ってきて下さいね~」なんて言ってくれません。運転手がおもむろにバスを止めたら、客も文句なしで降ります。運転手が出発しようとバスに戻ったら、客も急いでバスに戻るのです。つまり、トイレ休憩でも食事中でも、客は常に運転手の動向を見ていなくてはなりません。(バスの中で待っているのは不可です。運転手は盗難防止のために客を全部出してからバスに鍵をかけるのです)

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すがすがしいほど運転手至上主義の長距離バス。中は寝台になってます。

 ともかく、そんな風に運転手次第のバスの旅ですが、どーしても我慢できなくなってしまった場合には、運転手に伝えてバスをとめてもらいます。運転手の元まで行って耳打ちするのもよし、後部座席から大きな声で「厠所!!」と叫ぶもよし。それを聞いた運転手は、トイレがあるんだかどうだかわかってなくても、とにかくバスを止めてくれます。バスが止まって、そこが山の中なら該当者はその辺にかけこみます。

 さて、雲南省の景洪というところから昆明に向かう時、バスで24時間の旅になりました。
 ほとんどノンストップでバスは進むのですが、一人のオバサンがバスをとめました。来ました。「トイレにいきたい」です。

 私はその時、友人二人とバスに乗っていました。そして、友人のうち一人はずいぶん前からずうっと「トイレ行きたいけど~バスをとめるのは~」とためらっていたのです。まあ、通常の日本人の感覚から言うと、バスを停止させて「実行」しに行くというのは、あんまりやりたいことではありませんね。「運転手、どっかで止めないかなあ」他力本願を責めないで下さい。

 そんなところだったので、オバサンの行動はまさに天の助けです。

 やがてバスが止まりました。止まると、なんだかんだいってほとんどの人がバスを下りていきます。…なんだ、みんな行きたかったんじゃん。(この場合、運転手はもよおしていないので、バスから降りません。ゆえに、客を全員降ろして鍵をかけたりしません。)運転手は座席に座ったまま、エンジンを止めて待機の姿勢です。

 さて、バスを下りたのはいいのですが、肝心のトイレらしい建物は見つかりません。かといって、そこは人気のない山の中ではありませんでした。まわりは一面、田園だったのです。

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この写真は現場とは違い、昆明に近いので住宅が見えますが…。

視界を遮るものもない、まったくの田圃が広がっています。その真ん中を今来た道路とこれから進む道路がまっすぐに走っています。ある意味、草原に近い状態と言えましょう。

 一体ここでどうするのだ、と周りと見回すと、先頭を切ったオバサンが田圃の一本道を走っていくのが見えました。オバサンの行く手に視線を向ければ、田圃の中にコンクリート(?)の四角い固まりが見えます。おお、あれがトイレなのか!だいぶ距離がありそうだけども、あそこまで走るか。距離はおよそ300~400mくらいでしょうか。

 さて、今度は田圃に降りようとしたところ、道路と田圃の段差は1m40cmくらいあります。1m40cmは結構な段差です。しかも下は田圃で、着地地点も決して良い足場ではありません。えいやっと飛び降りるには、ちょっとためらってしまいます。

 普通こういうところには階段とか、坂道とかがあってもいいと思うのですが、どうやらそれがありません。少し歩いてもいいからそれらしきものはないかと、ほぼ一直線の道路に沿って視線を移動しても、そういう場所が見あたりません。ということは、あのオバサンはこの段差を飛びおりたんでしょう。我々がもたもたしているうちに、見れば、次つぎに中国人は段差を飛び降りています。

 飛び降りて、走って、戻って来たらこれをよじ登るのです。おいおい、アスレチックかい!

 私自身は、そこまで切羽詰まっていなかったので、ここはパスすることにしました。しかし、一刻の猶予もならない友人たち2人は飛び降り、走り出しました。私は待っている間、長時間のバスの旅で凝り固まった体をほぐしつつ、二つを心配していました。一つは、「本当に今いかなくて大丈夫か、自分!?」であり、もう一つは、「運転手め、いつ発車すると言い出すのか」でした。前者は自分の中で「まだ大丈夫だろ」と折り合いをつけましたが、後者に関してはヒヤヒヤしていました。友人は中国人たちにだいぶ遅れています。まさか置いていかれるようなことはないでしょうが、「まだ二人戻ってきてない!」と運転手に掛け合うのは私の仕事になるでしょう…やだなー。

 そんな私の心配をよそに、中国人がすべて戻ってきたころ、ようやく田圃を歩いて戻ってくる二人が見えました。歩いている場合ではありません。気づいた二人も走ってこちらにやってきます。

 さて、ようやく友人も戻ってきましたが、そこには先ほどの段差があります。1m40cmの段差を軽々登れる人はあんまりいないと思われます。中国人たちもかなり苦労しています。と、その時です。背後で運転手がエンジンをかけました。これは「早くしやがれ」ということでしょうか。別に置いて行かれることもないと思いますが、やはり焦ります。上からひっぱり上げ、下から中国人に押してもらい、なんとか全員が登ることができました。当然我々は最後尾でした。せっかちな運転手は最後の一人がバスに足を乗せるや否や、発車させました。

 最後に、このことによる教訓は「何が何でも行くべきときには行っておけ」です。
 多少苦労をしてでも機を逃すと、後でその倍以上の苦労をすることになるよ、ということです。
 なぜなら、この後、運転手はなかなかもよおさず、結局終点までトイレ休憩はありませんでした。この田圃の中のトイレに行かなかった私は、その後、青い顔をして終点を待つことになります。…ううん、あまり思い出したくない…思い出です。

以上、中国のちょっと昔の実体験を元にしたトイレ事情でした。

細かいエピソードはまだまだありますが、またいつかご紹介する機会もあるんで…ございましょうか。どうなんでしょうか。

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