上海の弁護士・公認会計士・税理士
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フタのあるお碗と書いて、ガイワンという。「蓋碗」

ここ数日、熱っぽいのが続いたので、「そうだ!こんなときに薬膳的な何かを取り入れよう!」とあいまいに思い立ち、早速行動。

目指すのは八宝茶です。八宝茶は緑茶ベース(じゃないのもあるけど)に、ナツメ、クコ、菊の花、干しブドウ、白きくらげに氷砂糖など八種類が入ったブレンド茶です。ちなみにこの中に入れるものは別に決まっていないので、胡桃が入ってたり、竜眼が入っていたり、いろいろなものがあります。蓋のある湯飲み、蓋碗(ガイワン)を使っていあだく代表的な茶です。

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後片付けが楽なので、私は何でも蓋碗を使っておりますが…。しかもいつも同じやつ。(笑)

元は西域の砂漠地帯の人が好んで飲んでいたもので、別名を「三泡台 さんぽうたい」ともいいます。これは、ガイワンのフタ、本体、受け皿をそれぞれひっくり返して並べると三つの砲台ににているからだとかなんとか・・・うさんくさい謂れがあります。(笑)

実際、シルクロードの入り口、西域の寧夏回族自治区(回族=イスラム教徒)のあたりではお茶といえばこれが出てきます。道端に座っているおじさんたちもお湯を注ぎながら一日かけて飲んでました。日差しが強く、疲労困憊の身体に、この八宝茶は本当に染み渡る感じがしたものです。

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寧夏回族自治区の省都「銀川」。ありえないくらい何もない。(笑)
チンギス・ハーンに壊されてた西夏の王の墓が壊されたまんま残っているところです。(何年放置してるんだ…)

まあ、今回は聞きかじりでなんちゃって八宝茶をブレンドしてみましょう♪

薬膳の先生であるWさんがあなたは陰虚!と言ってくれたので、とにかくそうなんだろうということで。

うろ覚えの知識では、確か、身体の中の水分(体液?)がたりない、熱が籠もりがちなので、ほてりを取るクコと菊花がベスト!と言われたような気がする…間違っていてもプラシーボ効果を期待。(笑)
そんなわけで、クコの実と菊花、おまけに陳皮。陳皮はみかんの皮の干したものです。これが入っている八宝茶を飲んだことがなかったので入れてみましょう。薬膳的に組み合わせがおかしくなったかもしれないけど、いいことにしよう。
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さらに滋養いいはずのナツメ干し…大きいからカットしてみました。
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そんでもって、茶葉。八宝茶に使う緑茶はなるべく渋みが強くて、味が薄めのが合う気がするんですが…ないからしょうがない。安徽省の一般的な緑茶「屯緑」。灰色がかっているのが特徴です。
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実はちょっと量が多かったです…。

本来はここで氷砂糖を入れるんですが、手元になりのでとりあえずグラニュー糖を小さじ1杯いれてみましょう。
熱湯を注いで、できあがり♪
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まあ、好きなモノをガンガン入れていくだけなので簡単です。
八種類も入ってないですが、まあそれもいいでしょう。(大雑把…)

かつて茶館で働いているときに、八宝茶のオーダーをいただいて、お客様の前で熱湯を注ぐと「ピシッピキッ」と氷砂糖が割れる音がするのを聞くのが密かな楽しみでした。なお、田舎へ行けば行くほどこの氷砂糖は大きくなっていき、銀川あたりの八宝茶は冗談でなく子供の拳の半分くらいの大きさの氷砂糖がゴロンと入っていました。さながら氷山のごとく。(笑)←いつも取り出して飲んでました…

さて、熱湯を注いでフタをして1分。これはブレンドしたものによって置く時間はだいぶ変わるでしょうね。今回はとりあえず、1分たったところでいただいてみました。

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手前にちょーっと隙間を作って、中身が出ないようにしていただきます。

…苦っ。ニガイ~。緑茶が多すぎた!菊の香りと陳皮の香りはしますが、圧倒的に緑茶の味が濃いです。よく考えたらいつもの倍くらいの緑茶を入れてしまった…なぜ!?(笑)

半分くらい飲んだら、また熱湯を足します。本来だと氷砂糖が徐々に溶けて、下の方が甘くなります。甘くなってきたら足す、くらいでちょうどいいんですが、今回はグラニュー糖だったので一瞬で溶けてしまったようです。そして緑茶の苦さに若干甘さを加えてくれた…ような…?

飲んで、足して、飲んで、足して…10分以上経ってからようやくナツメやクコが存在を主張してくれて、八宝茶っぽくなりました。緑茶も薄くなったことですし(笑)

ちなみに蓋碗の持ち方に正しいも何もないのですが、一般的にはこうでしょうか。
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台湾の本で見かけた男性の飲み方はこうらしい。
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受け皿は置いたまま、片手でいただく。左手は…腰じゃないと思いますが(笑)

以前、上司のH氏から教えてもらった昔の貴族の女性の持ち方がこう。
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受け皿を中指が上、薬指と人差し指が下で挟んでいるんです。優雅なはずなのに優雅に見えないのは、カタカタしちゃうので、右手がガッツリ押さえているからです。本当は軽く添えるだけなはずです。身の丈にあった飲み方をしましょう…。

味が出るまでずいぶんかかってしまったので、明日はもうちょっと素材を細かくして、さらに茶葉は減らして!再チャレンジしてみます♪

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茶館つくろう」カテゴリの記事

コメント

こんにちはー。体調は少し良くなりましたか?
ここのところ気温が安定しないから、疲れも出たのかもしれないですね。

八宝茶って自分でブレンドできるんですね。自分で中身を考えてみようということがなかったので、「なるほど~~!」と思いました。
市販の八宝茶、ものによっては「味が苦手~」というのもあるし「あ、これ美味しい」というのもあったりで、中々普段は飲まないお茶になってました。
自分で工夫すれば自分ごのみの味になるのかなぁ。

蓋碗は便利でいいですよね!私の飲み方は男性風に近い気がする……。絶対貴族のご婦人にはなれない(笑)

それでは、お体お大事にして下さいね!

八宝茶というお茶があるなんて初めて知りました。
氷砂糖を入れて飲むんですね!味の想像はできないんですが、なんだか美味しそうshine
世の中には色々なお茶があって、本当に奥深いですね~

私も挑戦してみたいのですが、蓋碗は茶器などを置いているお店にあるのでしょうか?

kaoruさん、こんにちは!

ご心配いただいてありがとうございます!もうすっかり平熱です♪

八宝茶は庶民のお茶ですし、あまり何も考えないでぽいぽいそれっぽいものを入れてブレンドしてしまうのが楽しいような気がします。本来は中国医学に照らし合わせての組み合わせがあるんでしょうけれども~。そこはそれということで。(笑)

ベースを紅茶にしたりしても、また味がガラッと変わっておもしろいですよ!

>飲み方は男性風に近い

お、そうですか。この飲み方は割と小振りのガイワンじゃないと女性はやりにくいですよね…もしかして、手が大きいですか(笑)
貴族のご婦人的なのは、相当慣れてないとプルプルします。無理はしない方が良いなとしみじみ思います。

コメントありがとうございます!

kinacoさん、こんにちは!

八宝茶は、今ほど中国茶が一般的でなかったころ、中国の外国人向け高級レストランなどでよく出されてました。最近の方がむしろ見かけることが少なくなってきたかもしれないですね~。

氷砂糖と緑茶にドライフルーツ…なんて考えると味の想像がしにくいのですが、意外にそれぞれの味がきちんと混ざり合って一つの「八宝茶」の味になります。砂糖も、そーっと飲むと糖分が下に淀むので、上澄みはちょうどいい感じになるんですよ♪ぜひお試し下さい。

>蓋碗は茶器などを置いているお店にあるのでしょうか?

そうですね。それほど一般的なものではないので、普通の日本茶屋さんなどでは難しいと思います。あったとしても、日本茶で使われるものとはちょっと形が違います。(使えないことはないと思いますが…)

中国の茶器のインターネットストアやオークションでもたくさん扱われていますが、中国茶の専門店などを訪れて直接選ばれた方がいいと思います。何より自分の手に馴染むものが一番だと思いますので。
八宝茶だけに関していえば、通常よりもなるべく大きめのガイワンがオススメです。200ccくらいの容量があった方が飲みやすいです。(今回使ったのは160ccで小さめですが)お値段はピンキリですが、日本で買うなら1個2000円前後でしょうか。

もし何か迷うものがあったらご遠慮なく聞いてください。お力になれるかどうかはわかりませんが…。

コメントありがとうございます!

なるほど!紅茶でやってもいいんですね。
八宝茶も気楽に考えると楽しいですね。むしろ自分だけの特別茶ができるかもしれないな~。

確かに手は小さくはないですね(笑)
でも、蓋碗からそのまま飲むのって、私は八宝茶くらいで、だいたいは茶海に移していることに気が付きました(笑)

ご丁寧にありがとうございますnote

早速専門店をリサーチしてみたいと思います!

kaoruさん、こんばんわ!

紅茶の八宝茶は少ないですが、ありますよ♪烏龍茶も、合わせ方によってはおもしろそうですね~。若干渋みが出るくらいの茶葉で、味がしっかりしない(これ重要)ものが向いているようですので、色々ブレンドしてみてください。そして、良い組み合わせがあったら教えて下さい(笑)

個人的には菊花入りが好きですが、ローズ(正確にはハマナスの一種)の花を干したものなんかもあわせらてもいいですよね♪

ちなみに私は手が小さめなので、ずーっとプルプルしながら入れてます(笑)

コメントありがとうございます!

kinacoさん、こんばんわ!

ちょうど良いのが見つかるといいですね♪
八宝茶は蓋碗で飲まれることがほとんどですが、キュウスやポットで淹れられないわけではありませんので、もしピンとくるのがなければ、見つかるまで待つのも手ですよ~。やっぱり茶器は気にいったのが一番!ですからねwink

コメントありがとうございます♪

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