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中国茶料理の宴だから、茶宴。(前編)

昨日は、日本中国茶普及協会の新年会を兼ねた(?)茶宴がありました。

ちゃえん。茶の宴とかいて、ちゃえんです。

最初から最後まで中国茶を使った料理でフルコースという大変贅沢な会です。

実は、以前勤めていた会社の新年会は必ずこの茶宴で、昨年退社してしまった私が今年「茶宴」に参加するにはこれしかない!…というか、普及協会に入った理由の一部は「茶宴」に参加できるからという下心があったりなんかする、とにかく私にとっては一年一度の、とても楽しみな会なのです!

今年は昨年までとはまたガラリと構成が変わったそうなので楽しみ楽しみ~♪

場所は横濱中華街、菜香新館さんの5階です。ちなみに5階は貸し切りなどがない平時は「清芳春」せいほうしゅんと呼ばれるティーラウンジになっていて中国茶が飲めます。なんたって5階なので土日とか意外に穴場かもしれません…。エレベーター前の受付の方におたずね下さい。飲茶は混んでいてもティーラウンジは空いてるかもしれませんよ~。

受付を済ませて席につくと、まずはウェルカムドリンクが届きます。もちろん、中国茶です。

鳳凰単叢のアイスティー。
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たぶん、水出ししたものだと思います。広東省の烏龍茶で、熱湯で淹れると渋みが出やすく、わりと難しいのですが…水出しだとそれがないので、フルーティーで本当にウェルカムドリンクにはもってこいのお茶になっています。何も知らない人が飲んだら中国茶だと思わないかも…?(じゃあ何だと思うのか、それはわかりませんが~笑)

ホッと一息。

というわけで茶宴が始まるわけですが、今回は始まる前になんと中国琵琶のミニコンサート付きです。
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奏者は劉丹さん。内モンゴル自治区の出身で、現在は東京芸術大学大学院の博士課程に在学中。
歩歩高、十面埋伏、茉莉花・・・など、著名な楽曲を披露してくださいました。
琵琶って聞くと、日本の琵琶法師→べおんべお~ん(笑)という音を思いがちですが、中国の琵琶は唐の時代に日本に渡ったあとも変化を続け、かなり多彩な音が奏でられます。

ちなみに、琵琶は元々ペルシャから中国へ渡ってきたものなので、中国(というか漢民族)から見た異国情緒たっぷりな曲なんかも人気があります。「送我一支玫瑰花」という新彊ウイグル自治区の曲なんかは、まさにシルクロードの中国とペルシャの中間な雰囲気で格好良い曲です。←リンク先はyoutubeの小学生の演奏ですが(笑)

劉丹さんの旦那さんはバリトン歌手として活躍中とか。ご夫婦揃って音楽一家ですね~。劉丹さんは悟空茶荘で定期的にミニコンサートをされているので、ぜひ一度おでかけ下さい。生はやっぱりいい!です。

その後、会長や副会長のご挨拶や乾杯の音頭がありまして~、いよいよ「茶宴」開始!です。
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まずは前菜4品。すべてに中国茶が使われています。
手羽先の唐揚げには衣の部分に茶葉(凍頂烏龍茶?)が見えてますが、腸詰め二種類はブランデーに漬け込んだ桂花(キンモクセイ)茶と玫瑰花(ハマナスの一種。まあ、バラです)茶が使用されています。花の甘い香りがそれぞれにありました。泡菜(甘酢漬け)にも、茶葉の香りが…でもなんの茶葉かわからない…(この辺りから、ビール、紹興酒、ワインが出回ってました、笑)

つづいて、「はまぐり入り香六安茶極上蒸しスープ」。
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ハマグリと、チンゲンサイの上にふよふよ浮かんでいる黒い葉は香六安茶のものです。香六安!詳しくは1月23日のブログをご覧下さい。
このところ、かなり頻繁に香六安茶を飲んでいましたが、スープに仕立て上げる、まとめ方が、さすがプロ。母上曰く「お茶として飲むより美味しいみたい♪」…相変わらず微妙なほめ方(褒めてるんかい!)をして下さいます。

つづいて、「大根の南糯白毫 海老のすり身詰め」。
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改めて思ったのは、なんとなく茶料理というと、中国の杭州のものが思いつくんですが(緑茶の名産地です)、菜香さんは広東料理だから海鮮×茶葉になるんだなー。10年経って今頃思った(笑)
えーと、南糯白毫(なんだはくごう)は雲南省の南糯山が原産地の緑茶です。白毫というのは白い産毛、の意味ですので、南糯山の白い産毛がついているような新芽でできた緑茶、ってことになります。

太陽の強い光でそだった元気な芽は少し苦みがありますが、大根と合わさると大根の苦みとの境目がぼんやりしてあまり違和感を感じませんでした。蒸した大根は煮た大根とはまた違う歯ごたえです。ここに海老のすり身が加わります。よくまとめるよなあ。(最近の料理の味はまとめ方で捉えがち…)

続きまして、「ダックの茘枝紅茶ロースト」。
このダックはおフランスのダックだそうです。北京ダックなどに使われるアヒルは、強制的に太らされる(口を開けてエサを無理矢理つっこまれる)んですが、おフランスは動物愛護にも厳しいので、それをしていない、いわば地アヒル?的な育ち方をしている…らしい。
ボンジュー!
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速攻アデュー!(笑)
茘枝紅茶も先日書きましたが、ライチの果汁で味のついている紅茶です。果汁の甘さがもともとあるので、このダックもライチの甘さが結構きいていました。
個人的には、皮がカリッカリのが好きなので、もう少し焼いて欲しい…かな?そして、酒のつまみにはあまり合わない…。

実は、サントリーさん提供でワインが饗されておりまして、ビール、甕出し紹興酒、ワインを相当飲みながらの会になっています。普及協会の理事さんたちは酒に強くないといけないらしいです。茶よりも?(笑)

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山梨県産のワイン4種。サントリージャパンプレミアム岩垂原メルロを筆頭に登美の丘3種。協賛ってすばらしい…。 赤はあまり飲まないのですが、日本の赤ならいいかも、と思いました。紹興酒の横にいてもなんの違和感もないこの感じが素敵。

さて、茶宴は半分まで進みました。ここで「食中茶」として東方美人茶が振る舞われます。っていうか、淹れました。…まあお茶関係の方ばかりなので、私めが1テーブル担当させていただくのは恐縮すべきなのか、むしろ下っ端なんだから淹れろなのか、よくわからないところなんですが…当然のように立ち上がって茶を淹れてましたが(!)ふと横を見たら、隣のテーブルは座って淹れてたッ!…どっちが正しいもないとは思うんですが、骨の髄まで染みこんだスタッフ魂がナチュラルに「サービス」していて、我ながらびっくりでした。

やはり、茶は立って淹れた方がやりやすい。(結論)…そういえば家でも、私はいつも立ったまま茶を淹れて、人に渡してから座って飲み始めてるわ!

というところで、ちょっと書くことが多すぎるので今日はここまで(笑)

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コメント

こんばんは~
変わったお食事の会があるんですね~
今日は登美の丘で出てきました(笑)
行った事ありませんか? きれいなところです。
ずっと以前に行ったときは シャトーの葡萄収穫体験させてくれました。
ワインもおいしいですよね。

てんちゃんさん、おはようございます!

そうですねえ、全部に中国茶を使ったコースというのは日本ではほとんどないかもしれません。日本茶懐石なら、静岡でやってるところがあるんじゃないでしょうか?あ、鹿児島にはあったような気がする…。

>登美の丘
残念ながらまだ行ったことがないんですが、ワイナリー見学はぜひともしたいです♪
ブドウ収穫までやらせてもらえるんですねえ。やっぱり行くなら秋かしら。

コメントありがとうございます♪

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