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烏龍茶選抜会(勝手に命名)

お茶教室をするたびに、どのお茶使おうかな~と迷うのですが、今回も相当迷っています。初めての方向けの場合は特に難しい。絶対条件として、美味しくないとだめのは当然ですが・・・。

いくら美味しくても、あまりマイナーだったり、あまりにも高価だったり、出所がはっきりしていないもの(どこかで貰ったんだかなんだか…書いておくのを忘れると出所不明になってしまう!)は使えません。少なくとも、いつ、どこで作られた茶なのかわからないと困ります。

とりあえず、出所のわかっているお茶四種で、この辺どうかな、というのを集めてみました。
エントリーしたのは①2010年冬 凍頂烏龍茶 ②2011年春 阿里山高山茶 ③2011年春 安渓鉄観音 ④2009年春 台湾木柵鉄観音 ⑤たぶん2011年春 たぶん杉林渓高山茶(怪しい、笑)

今回は「工夫茶」と呼ばれる、いわゆる小さい茶壺を使った淹れ方をする予定なので(とりあえず初めての方は触ってみたいですよねー。)、同じ茶壺で勝手に開催。「烏龍茶選抜会~!」今日は一人なので、勝手に盛り上がります(笑)

まず、茶葉を同量で計って用意します。私は試飲の際には最低で4煎は淹れるので、カップも準備。揃ってないのが悲しい感じですが(そして3つずつしか写ってませんが)…⑤の杉林渓高山茶?は、カップが不足しているので第二陣で登場してます。

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だいたい同じ時間で淹れますが、茶葉によって明らかに洗茶(一回目のお湯をすぐに流すことです。烏龍茶の場合、やらなくてはいけないことではありませんが、味と香りのバランスを最初から整えたい場合は一回流したりします。)が必要なものと、そうでないものがあるので、様子をみて決めます。今回は①③④は洗茶しました。当然、待ち時間も変わります。
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あら、なんだかキレイなグラデーション。

全部飲むのは無理なので、スプーンで味見します。品評会の審査などの場合は、飲まずに捨ててしまうのですが(何十種類も飲み比べますからねえ)…これはあくまでも試飲なので、飲みます。「うま。」「うま~」「うーん、いい仕事してるよなー」とか、ブツブツ偉そうに言っていいながら。(笑)いや、もともと気に入った茶葉の中から選ぼうとしているので、好きなのばっかりなんですけどね!

ということで結論、全部おいしいよ、というしょーもない結果だったんですが。
①2010年冬 凍頂烏龍茶は保管状態がよろしくなかった為(普段使いにしていた残りだし)、若干劣化臭がしているのでパス。
②2011年春 阿里山高山茶は相当美味しいけど、ちょっと高級すぎる気がする…これが普通だと思われたら堪らないなー。
③2011年春 安渓鉄観音は無難。無難なだけにつまらない?すごい良い香り!とかいうリアクションは難しいかな。美味しいんだけどなー。
④2009年春 台湾木柵鉄観音…この焙煎の強さはどうにかならないものか(悩)飲みやすくていいんだけども~。茶葉の味にたどりつくまで4煎くらい淹れないとわからないからパス。
⑤たぶん2011年春 たぶん杉林渓高山茶 やっぱり「たぶん」じゃマズイだろう。とても良い具合に美味しいんだけど!

と、いうわけで勝者、エントリーナンバー3番の安渓鉄観音に決定~!!ドンドンドンパフ!

残りはマグカップ的な大きさのものにまとめて
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家族でがぶ飲みします。(笑)

と、思ったところへ、母が帰ってきました。喉が渇いたというので、ちょうどいい。どれでも飲んでいいよ~と差し出すと、焙煎の強い木柵鉄観音を選び、ぐびぐびと。…ちょっと結果はわかってるんですが…「それ、何茶だと思う?」と聞くと、案の定、「試験しないでくれる?でも香六安茶じゃないの?」との答えでした。期待通りの答えをありがとう、母上。本当に焙煎の強いものはことごとく香六安茶なのね(笑)

②の阿里山高山茶が、4煎出しても全然香りが衰えないので、勿体ない精神でさらに3煎出しました。
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もう、なんていうか、情緒のかけらもございません。ジョッキ、いや、計量カップで烏龍茶。これは冷蔵庫行き。

最後に茶がらを見ます。中国語では「茶底 イエディ」と言うんですが、中国茶の魅力の一つが、私はこの茶底だと思ってます。
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白い器に全部だしたところ。茶葉の色形が様々なのがわかります。
これだと量が多すぎるので、三分の一くらいにします。そして、水を注ぐと…

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漢方スープみたいですが、茶の出がらしです。本当は全部7,8煎以上出してからやった方がキレイに開きます。焙煎の強い木柵鉄観音なんかまだ開ききってないですねー。
これで何が楽しいかといいますと、茶葉がキレイに元通りの形になるので、わかるようになれば発酵具合や茶葉の品種、摘み方、新鮮さなどが全部バレバレになってしまうのです!

さて、茶葉も決まったことだし、今日中にテキストを作れるかな?

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コメント

こんにちは☆

「へえ~」を連発しながら読みました~(笑)
おもしろいお話ありがとうございます☆
出がらしで茶葉の全てが分かっちゃうこと大変興味深いです。
洗茶は以前するものと誰かに教えられて中国茶の場合いつもしていました
保管中にカビが生えたりするからというのが理由だったと思います。
様子を見て決めるあたりが素人には難しいですね☆
プロのお話は分かりやすくて楽しい♪
また勉強させていただきます。

こんばんわ~

阿里山好きです。凍頂も。
高山茶が好きなのかもしれませんconfident

台湾に行くようになってから、コーヒー一辺倒だった私がお茶好きに。
茶芸館とか雰囲気が好きで2度ほど行ったことがありますけど
自宅では無造作にティーポットで淹れてマグカップで飲んだりしてますcoldsweats01

今度、チャンスがあったら極楽天山さんのお教室に行ってみたいなぁ・・
実は近くなんですよー、多摩のエリアなんです、私。

cuddle bunnyさん、こんにちは!

>出がらしで茶葉の全てが分かっちゃうこと
全てがわかっちゃうといいんですが…(笑)私はまだ勉強中なので全てはわかりません。でも、これを習慣つけると、なかなかおもしろいです。喫茶店とかで紅茶を頼んでもやりたくなってしまいます。

>洗茶
以前は衛生的な問題から、という理由で推進派が強かったのですが(笑)、今は賛否両論、いろいろな意見があります。長期保存が前提になっているヴィンテージプーアル茶なんかは確かにやった方がいいと思います。

基本的に茶葉の色が黒いものはする、と考えておくといいかもしれません。プーアル茶(麹カビの一種で発酵させてるもの)とか、焙煎が強くて香ばしいばかりな烏龍茶とか。あとはお湯を注いで泡が出てくるもの(アクが多いもの。茶葉が大きいものに多いです)も、私は洗茶します。

でも、全体的に考えると、しなくていいものの方が多いと思いますよー。プーアル茶以外は、最初は洗茶しないで飲んでみてから決めてもいいくらいです!…こんな大雑把な意見でお役に立てば幸いです~。コメントありがとうございます。

えるさん、こんにちは!

台湾のお茶、美味しいですよねー。高山茶の香りは本当に素晴らしいと思います♪

>無造作にティーポットで淹れてマグカップで飲んだり

実は一番の贅沢な飲み方かも(笑)。私も普段はマグが多いですよ。計量カップとか!(それはどうだろう。)
熱熱もいいですけど、少し冷めたくらいの高山茶がまた美味しいです~。
小さい杯とちがって、鼻も器の中に入るからなんでしょうかね。思う存分深呼吸しながら飲みます!

あ、多摩地区人間発見!(笑)
どーぞどーぞ、いらして下さい。来年からは不定期ですが、月に2回くらいずつは自宅併設の準備室でもやっていこうと思ってますので。お教室というか、お茶飲み会になっちゃいそうですが…。
詳細はブログに載せますよー♪

コメント、ありがとうございます!

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