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東大和市の隠れ家「恒福茶具」さんにお邪魔する、の巻

どこかおかしいんじゃないか、というくらい予定がつまっているにも関わらず、思いたっちゃったのでお隣の東大和に本拠を構える「恒福茶具」さんにお邪魔してきました。…通販のお店なのに、ギャラリーに予約すれば行けると言うことで、電話してお邪魔してしまいました~。駅までお迎えしてもらっちゃいましたよ。

何も買わなかったらどうしよう(笑)

さて、「恒福茶具」さんですが、私はネットで多摩地区で中国茶扱っているところないかなーと探していたら、偶然みつけてしまった感じなんですが、知る人ぞ知るネットショップだったんですね~。こんな近くにあるなんて!
ネットショップだと、店舗を構えているわけではないので、近所の人の方が以外に知らないかもしれませんね。

お邪魔してすぐに、階段脇に苦丁茶の箱が山積みになっているのを見ました。私は「恒福茶具」さんしか知らなかったのですが、販売しているうちにどんどん苦丁茶が人気になって、今は「苦丁茶(一葉茶)専門店」もやっているそうです。確かに、苦丁茶の専門店は珍しいですねえ。

ご主人の白川さんは、非常に物腰の丁寧な、知識の豊富な方で、お話していてイロイロ勉強になりました♪また新しい世界が開いてしまった。しかも一番開いてはいけない世界な気がする…。

聞いたことはあったんですよ、「作家もの」の茶壺の話。でも、やはり実物を拝見しながらお話を伺うと違う。ほ、欲しくなってしまう…。

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いわゆる「作家もの」さんたち。
お値段がいい、というより、モノがいい。
並べてあるのを見ているだけでも眼福~。(ちなみに写真の3割増しくらい、いやもっと?実物は存在感があります。)

土や、作り方のお話は、白川さんご自身が陶芸に関わっていらしたこともあって、とても丁寧で聞き応えがありました。うーん、茶壺、デンジャラスなんだよなー。絶対に凝り出すとコレクションしたくなるだろうなー。

そしてもう一つの開けてはならない扉、それはプーアル茶。

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こういう円盤型の固まりのプーアル茶は危険です。

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上の茶葉の説明書。読んだだけで美味しそう。茶葉もキレイで美味しそう。香りもステキに美味しそう。

この円盤形のプーアル茶は一枚357g程度に固められています。1000円前後からン百万円まで、全部同じ形です。一枚売りも普通に行われていますが、本来は7枚一組セットです。ほうら、だんだんデンジャラスな香りがしてきますよねー…

日本で圧倒的に多く出回っているのは「熟茶」と呼ばれる人工的に発酵をすすめて、黒い色をしているもの。これは「生茶」の古くなったものの状態を人工的に作り出したものです。そんなわけで、よくもわるくも、熟茶は長く保存していてもそれほど味が変わりません。

「生茶」は最近ようやく日本でも手に入るようになってきたもので、元々、雲南省の少数民族が昔から作ってたのはこちらです。作りたてはほぼ緑茶のような感じですが、年々味が変化していき…渋みは甘みに変わり、まろやかさが増すという、まさに「生きている茶」。だから保存方法によっても味は変わります。…おもしろいですよね、おもしろいんですよ…。

このパッケージがまた、いろいろありまして。パッケージと中身の茶葉が違っていたり~、ヴィンテージ生茶(10年以上経ているもの)は偽物が出回っていたり、ヴィンテージ生茶と熟茶を並べられて混乱したりするのが…おもしろいんですよ…。

昔からプーアル茶に手を出すと簡単に家が傾く、と聞いてはいましたが、本当だと思います。(笑)そして、それに作家もの茶壺まで加わると…一年で破産しそうだ…。

そんな危険な「恒福茶具」さんで、大変珍しいものをご馳走になりました!
中国のプーアル茶の専門雑誌でしかみたことのない「茶膏」です。

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一見、炭みたいなものですが、これが茶膏。固まりのままでは無臭。

プーアル茶を煮詰めて煮詰めて固めたもの、という以外の作り方はなかなか教えて貰えないそうです。確かに、謎が多いんですよ~。私の読んだ本でも製法のところが爽快なほどに抜け落ちていました。

まさか日本で飲めるとは!

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イメージとしては、インスタントコーヒーのプーアル茶版?(笑)こんな感じでグラスに欠片を入れて、熱湯を注ぎ、スプーンなどで混ぜるとすべて溶けきってしまいます。味は…プーアル茶っぽくないというか、これといった味がないというか、まずくないけど美味しくも…ゲフゲフゴフ(笑)
希少価値&健康に、ということで、中国では知る人ぞ知る人気者です。おかげで偽物も出回っているそうですよ!知らなかった!

こちらの茶膏は白川さんがオーダーして作ってもらったものとのことで、本物に間違いないそうですよ!(何しろどんなものが茶膏なのかすら知らなかったのですべて信じます、笑)なお、本物だけが、溶けた後、底に澱がよどむそうです。確かに澱がありました。ああ、本物だあ。これを盲信といいます。

…っと思ったら、これ、「苦丁茶(一葉茶)専門店」さんの方で販売してるじゃないですか!すごいな。茶膏、日本で買えるんだ…すごい世の中になったもんだ…。

というわけで、本日は「苦丁茶(一葉茶)専門店」でありつつ「恒福茶具」であるところの白川さん宅にお邪魔してきました!白川さん、長い時間楽しいお話をありがとうございました!

さて、私がデンジャラスな扉を開いてしまったかどうかは…秘密です。あ、とりあえず、この冬、私が服を買うことはないでしょう。(笑)やばいよー、まずいよー。

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