上海の弁護士・公認会計士・税理士
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汕頭(潮州一日目)

本日は、上海虹橋空港から汕頭へ移動します。上海虹橋空港で、今回のツアーをご一緒する創作茶芸サークルなどのメンバーさんたちと一部合流。汕頭空港で第二陣さんたちと合流の予定です。

上海に力を吸い取られてしまったため、もう何もする気もなく・・・ホテルでだらだらと午前中を過ごし、タクシーでさっくり空港に移動しました。魔都上海ってこういう意味だったのか!(絶対違うけど)

ツアー本番だというのにすっかりやる気と気力と体力を半減した私は、虹橋空港でも動く気力がなく、ツアーの人が来るまでゲート前でひたすらPSPをやりまくる始末。何をいじけているのか。

それにしても、誰も来ません。あり?ここで合流じゃないのかしら。もう搭乗はじまっちゃうんだけど。さきほど、国際線ターミナルから国内線へ移動しているという連絡があってから、音沙汰がありません。最悪、一人で汕頭に行って、ぐるぐるまわるか?「地球の歩き方」にもロクに情報がないんだけど、汕頭。

と、ぼやんとしていたら、一通り搭乗口の列が途切れた頃に、メンバーの皆さんがやって来ました。あーよかった。あーよかった。(笑)

中国留学時にはよくお世話になっていた東方航空の飛行機でレッツ広東、汕頭です。
ちなみに、東方航空のキャビンアテンダントさんたちは、昔に比べると20万倍くらい笑顔が溢れていました。おいしくないサービスは変わらないけど、なんか今の私にはこのおいしくない機内食(と行ってもおやつですが)が救いだわ。

一時間ちょっとで汕頭です。
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地方空港らしい小さな空港です。スーツケースの受け取り場が一つしかない。出口も一つ。そして、出口を出たらすぐに今回いろいろとお世話になる張先生と、茶芸交流をするメンバー3人が待っていてくれました。

ここに来てやっとテンションが上がってきたぞ。(笑)

今回のツアーのメインはチャイナドレスの蘊蓄を上海の店のお姉さんに聞くことではなく、茶芸交流です。潮州、香港、マカオのそれぞれの場所で、各地の茶芸を見学し、日本の中国茶の創作茶芸を披露し、交流を図ろうというものです。もっとも、茶芸自体は経験のあるHさん、Kさん、Mさんにお任せなので、私は見学と、ちょっとお手伝いできるかなーくらいなんですが。

そんなわけで、茶芸ガールズ(笑)(Iさん命名?)のお三方はまるでサーカスの巡業のように各地を回ることになるわけですが、その初めの場所がこの汕頭からバスで移動した潮州です。設え一式、茶器一式を日本から持ってくるわけですから、それだけでも大変です。しかも、潮州ではテレビ局の取材もあるとか?の事前情報がありまして、緊張しますよね~。空港の片隅で、茶芸の練習をしながら待っていてくださったとのこと。本当にお疲れ様です。これからですけど。

バスは一路、潮州を目指します。

茶芸交流と、もう一つのツアーのメインが鳳凰単叢(この叢という字、日本語のフォントにないのでよくこのままで見かけますが、本来は木偏に叢という字です)という広東烏龍茶の産地を巡るというところにあります。実は、潮州、私の長年の憧れの地でもありました。日本ではなかなかお目にかかれない烏龍茶がたくさんあるはず。歴史も古く、それだけでワクワクします。

潮州のバス移動では終始、ツアーの企画者でり、案内役の林茶荘の林先生が、事前に集めた鳳凰単叢の質問に一部は丁寧に一部はざっくばらんに(笑)レクチャーして下さいました。

まずは本日の宿「潮州賓館」へ。
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なーんて直球な名前だ。(笑)そういえば、初めて中国に来て泊まったのは上海の上海賓館だったよなあ、などと10年以上前の記憶を思い出してみたり。

今回、私は以前の京都・大阪でお世話になったWさんと同部屋です。とりあえず荷物を置きに部屋へ入ると・・・そこには・・・

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白磁の茶盤、ガイワン、茶杯セットと、鳳凰単叢の茶葉が!いわゆるミニバー的なところに当然のように用意されています。うひょー!

この時点で、上海出発時のテンション、3,4倍になりました。(笑)

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ミニバーの価格表。よーくみると、上から8列まではミニバーらしいお酒が並んでいるのですが、「黄枝香茶葉」「合味道杯麺」「単叢茶」「粒粒香鉄観音」!ミニバーに黄枝香がありますよ!すごい。ん?合味道杯麺?←カップラーメンです(笑)どういう並び方なんだか。非常に中国的。

このホテルはいかにも地方の高級ホテルという感じでした。あまり中国慣れしていない人には違和感があるかも?ですが、アメニティなど、私にとっては十分過分でした。

さて、皆が揃って最初の晩餐は潮州料理です!市内のホテルから歩いて行けるところにあるレストランにていただきました。

最初に羅漢果茶が出されて、その後・・・
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じゃーん♪単叢茶です。茶杯盤に小さな丸い杯で広東烏龍茶。これぞ潮州!って感じです。しかも当然ながら普通に美味しい、この感動。静岡に行った時に、普通の駄菓子屋さんで出されたお茶が美味しいのと感覚的には似ています。普通に美味しいって贅沢ですよねー。

晩餐開始。

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ぺろり終了。(笑)
いやもう、一つ一つ解説しきれません。全体の印象でいうと、味付けは甘いものが多い、って感じですかね。あと、スープがうまい。美味いなあ・・・。何やら有名なコックさんのお店だったらしいので当然なのかしら。海の幸、山の幸が贅沢に使われておりました。

さて、ここからが本番。
レストランから自転車タクシーに乗って(久しぶりー!)、潮州の町中を暴走族のごとく一団は進みます。(笑)暴走族が徒党を組む気持ちがわかっちゃったかな。確かに団体で町中を暴走(いや暴走してないんですけど、交通ルールがあってなきがごとしな走り方なんで)をするのはなんか気持ちいいもんですね。

時速10kmくらいで暴走して(笑)辿り着いたのは、葉漢鐘先生のお店「天羽茶齋」です。天羽茶業有限公司の直営店・・・でいいのかしら。
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テレビ局もしっかり来てました。うーん、なんかすごいことになってるなー。さすがの茶芸ガールズも緊張気味のようです。そりゃそうだよなー。アウェイだし。(いや敵じゃない。)

先手、葉先生。←だから違うって。

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はあ~あ。思わず口を開いたまま見てしまう、見事な手さばきです。いや、茶芸が云々、動きが云々じゃなくて、もう、単叢を知り尽くしているという淹れ方。何より、茶葉と、飲む方を考えて味を調節するというその技に、口ポカンでした。練習して、とかじゃない、生活の中に完全に入っている人の動きです。そして、この写真は衝撃の、まさかの、烏龍茶なのに、熱湯を注いだあと冷水に茶壺を漬けている図!なにそれ!聞いてないよ!!

そもそも、葉先生の茶芸はオリーブの炭を潮州炉で炊いて、和紙のような丈夫な紙に単叢の茶葉をのせて軽く焙るところから始まりました。潮州炉が使われているのを初めて見ました。それだけでも結構感動なんですが、その時に使う団扇が白羽扇!そんなん、諸葛孔明しか使わないもんだと思ってましたがな!(笑)

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もうこれだけでも情緒たっぷりですね。幸運なことに、手ずから淹れられたこの一杯、いただきましたが・・・至福。お・いし~ッ。やだもう。なにこれ。テレビカメラが回ってましたが、飲んだ瞬間に持って行かれました。葉先生すごい。茶葉もいいんでしょう、もちろん。でも、こんなに香りが凝縮されて、口にじわっと広がっていく感覚はちょっとないです。何より、「今度はちょっと濃いめ」とか「淡く」とか、自由自在に煎を重ねていくことができるんですよ~。あ、もうなんかこれで帰ってもいいかも・・・(笑)

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この後、ガイワンでも淹れてくださいましたが、いや、どれも美味しい。ちょっと、最初の衝撃が強すぎてクランクランしておりましたが、ああ、ここに泊まり込みたいと思うくらい、部屋中が良い香り。出てくるお茶出てくるお茶、素晴らしい~。

まあ、そんなこんなで日本代表もがんばってくれました。詳しい様子が潮州广播电视台のニュースで紹介されてます(笑)ニュースの様子→「日本茶叶专家莅潮切磋茶艺

ちなみに、最後の最後に淹れてくださったのはよりによって・・・
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「虫糞茶」です。はい、字の通りのお茶です・・・。でも、漢方っぽくて意外と美味しいですよ?(笑)

テンションが一気に上がってしまったため、なかなか眠気の訪れない潮州の一日目でございました。

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