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地紅茶サミット2011 二日目っていうかの最終日

地紅茶サミットも今日で終わりです。昨日は西武線で向かってみましたが、今日は八高線で向かってみました。結論、八高線の方が全然早かった……。なんていうか、びみょーな場所にあるんですよね、入間市博物館。あ、でも、常設展と資料室はお茶好きな人にはおすすめです。日本茶に限らず、珍しいものがありますよ~。

今日は八高線の箱根ヶ崎の駅から向かったわけなんですが、途中に点々と茶畑があります。今年は散々だった狭山茶。どうにか生き残って欲しい……。勝手に茶畑を眺めながら、目頭がツーンとしてしまいました。植えてある、茶樹は生きているのに使えないのは本当に不幸なことだと思います。

さて。

今日は日曜日、お天気もそこそこなので昨日よりはお客さんが増えるかなー?と期待していたら…

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ありー?

うーん、私の紅茶好きな友人も知らなかったくらいなので、ちょっと宣伝が弱かったんでしょうかねえ。昨年は静岡開催で盛況だったそうです。うぬぬ。

おかげで現場関係者の方々のおもしろいお話はたくさん伺えて、私は結構満足だったんですが。商売としてはキツイですなー。お手伝いの身なので何とも言えないんですけども。時期が時期で場所が場所……予想できなかった天災がありましたし、仕方ないのかもしれません。

ちなみにこのイベントは持ち回りで各地を転々とするようです。来年は丸子紅茶ブースのお隣で精力的に活動されていた高梁紅茶(たかはしこうちゃ、と読むそうです。コウリャン?コウリャン?と、ずっと不思議に思ってました、笑。そりゃ「紅梁」だ。)の岡山県です。

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他にも日本全国、いろいろな土地で紅茶を作っているんですねー。だいたい「和紅茶」とか「地紅茶」という呼び名すら、私は今回のことがあるまで知りませんでした。

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雪国紅茶。北限のお茶として知られる新潟県村上茶の富士美園さんの一品。

鳥取県でも作ってます。大山の麓、陣構の有機栽培紅茶。
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これからハーブにも力を入れていくそうです。日本の緑茶向きの品種で作った紅茶は全体的にクセがなくやわらかい感じがしたので、ブレンドには向いているのかもしれませんね。個人的には梨が気になる…なぜ買わなかったか私…。

地元代表の狭山紅茶もあります。
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ん?
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入間市産紅茶・・・は、いいとして、「熟果蜜香」?台湾で「蜜香紅茶」とか「蜜香烏龍茶」とか流行ってるけど、あの、うんかに噛ませて作る、アレ?入間でもできるの!?(関係ありませんが、入間市は「いるまし」と読みます。小学生の頃、「にんげん」と「いるま」の区別がなかなかつかなくていつもハテナを飛ばしていた覚えがあります。おバカな子…)

作ったのは知る人ぞ知る・・・っていうか、日本茶業界では超有名らしい(知らなくてすみません)茶工房比留間園さん。すごい飲んでみたいけど30g¥1000って……おかしいな、台湾茶だったら迷わないのに、何故迷うんだろう。←それは得体が知れないからだ!(笑)

聞いたところによれば、手揉み茶を扱っているんだそうですね。なるほど納得(?)この価格。そして、数人で飲みたそーにしていたら、哀れに思ったのか主催者の方が試飲コーナーで試飲を始めて下さいました。ラッキー!(笑)
飲んでみたら・・・ん?予想外の展開です。いわゆるうんか茶じゃないです。香りはむしろ焙煎が高くて武夷岩茶のような感じ・・・味わいは武夷岩茶より全然あっさりとしています。不思議~。これも紅茶なのかあ。かなり色は浅いです。「おくむさし」って日本の緑茶品種だからこうなるんでしょうか。

試飲コーナーではしっかり紅茶的な淹れ方をしていたので、これ、ガイワンで淹れてみたらどうなるんだろうとかちょっと興味が沸きました。ん~紅茶。これも紅茶かあ。

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入り口に置いてあった地図。意外なほどたくさん作られているんですねえ。

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ちなみに誰も映っていませんが、これは開館前に撮った写真だからですよ~。いくらお客さんが少ないと言っても、人っ子一人いないわけではございません。念のため!

まあ、そんなわけで、私は今日も変わらず静岡の丸子紅茶で村松さんのお手伝いをさせていただいたわけですが…今日は、紅ふうきと、紅ひかりをミルクティー&砂糖入りで出来るように準備してましたが……なかなか試飲でミルクと砂糖までというのは飲んでいただくのが難しいですね。何せ使い捨てマドラー的なものがありません。

ちなみに・・・丸子紅茶の看板商品の「紅富貴」は、先日お会いした武田先生などが中心になって生まれた

香気が良く、濃厚な味の紅茶・半発酵茶用品種です。母親は多田系アッサム雑種の「べにほまれ」、父親はインド・ダージリンからの導入種「枕Cd86」
だそうな。 『茶の品種』静岡茶業会議所発行より

このへんもねー、調べるとサラブレッドみたいで面白いですねえ。ちなみに「枕」は枕崎野菜茶業研究所だそうですよー。Cはチャイナだったかしら、聞いたのに忘れてしまいましたが…
まあとにかく、ミルクティーにしてもミルクに負けないコクと香りが出る、いわゆる「紅茶らしい紅茶」です。これが日本で作るのがなかなか難しいそうで。紅茶独特の渋みがないとミルクティーにするとものたりない感じがしてしまうんですよね。(ミルクは瓶入りの低温殺菌がいいと聞きましたが、確かに、普通のミルクを使うより乳臭さが口に残らなくて美味しいです。)
というわけで、丸子紅茶の「紅富貴」、ミルクとちょっとの砂糖を入れるとうんまいです。私は紅茶に造詣が深くないのですが、始めていただいた時に衝撃を受けました。

なお、この紅富貴で、包種茶の製茶にチャレンジしてみましたが、なんとも独特。この茶樹のポテンシャルは高いなー、すごいなー。

それから「紅ひかり」。この茶の親はアッサムと鹿児島の在来種を交配した「紅かおり」と中国からの導入系統「Cn一」だそうなので、インド・中国・日本の三国友好な大変めでたい品種だそうな。そう言われるとなんとなくそんな感じ(笑)。香りは紅富貴よりも優しく、味わいはしっかりあるけど、キツいわけじゃない。口の中に何となくふわっと残るようなこの感じ。正三角形のようなバランスがとれた風味というんでしょうかね。淹れ方で色々変わるのがおもしろい。

あと、「本山」があります。これは標高5、600mのいわゆる在来種の山茶でつくった紅茶です。こちらは直球ストレートな「和紅茶」のイメージかな。優しくまろやかでぽわんと紅茶の香りがあるような。今日のお客様で「ご飯が食べたくなりました」という方がおられましたが、まさしくそんな感じ。おせんべいとか醤油、米に合いそうな紅茶です。あまい紅茶を飲まない人にも受けがよさそうですね。

そして「丸子」。スタンダードな丸子紅茶は在来種の1stと2ndのブレンドでした。香りもほどよく、渋みも出にくい。これも「和紅茶」らしい感じ、でいいのかな。本山よりはさっぱりしています。お値段的にも十分普段使いできる一品。
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そーして。地紅茶サミットとしては番外になりますが、「紅ふじ」という品種の包種茶も販売していました。紅富貴の包種茶と違って、台湾の包種茶にぐっと近い清涼感があります。村松さん曰く、紅ふじも紅茶用品種ではあるものの、包種茶の方に向いているとのこと。中国茶好きで、文山包種茶とかが好きな人は絶対試して貰いたいなー。日本にもこんな包種茶があるんだ!という衝撃を一緒に体験しましょう(笑)

手に入れるには丸子紅茶さんに直接注文又は、次回の現代喫茶人の会のイベント「第5回 日本のお茶の魅力「茶匠と語ろう」」 平成23年11月26日でも販売の予定(たぶん)です。これはもう、行くっきゃないね。(勝手に宣伝してます)

二日間に渡って、紅茶の世界を堪能しました。関係の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。そして、See you in OKAYAMA ! ・・・で、いいんですよね?俄然、行きたくなってしまいました。

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コメント

お疲れ様でした。
いろんなところで紅茶を作っているんですね。
参考になりました。 今度試してみよう(笑)

紅茶というと、今年の春に、ルピシアで ピュッタボンクィーン という
紅茶の新茶を衝動買いしちゃったんですが、
これが新茶みたいにフレッシュというかおいしくて(笑)
日本で紅茶を作ったら、こういうお紅茶も手軽になるのかもしれませんね。

てんちゃんさん、こんにちは!コメントありがとうございます。

中国茶普及協会のインストラクター講習会でも、今回の生産者さんの間でも話題になっていましたが、果たしてダージリンのファーストやセカンドは「紅茶」なんだろうかと。紅茶=完全発酵茶、というカテゴライズだと紅茶ではなくて烏龍茶(=半発酵茶)になりそうです。

まあ、そんなんどうでもよくて、自分が美味しいならそれでいいとおもいますが(笑)、和紅茶(地紅茶)の中にもフレッシュなものや、ミルク向きのコクがあるものなど様々でした。うーん、私もまだちょろっと覗いただけなので「じゃあこれをお試しください!」というのがすぐ出てきませんが、緑茶品種で作った紅茶というのは、日本独特のものだなあと思います。緑茶定番のやぶきたで作った紅茶と、紅茶や半発酵茶用品種の紅茶、在来種の紅茶など、同じ職人さんが作っても味は全然違います。ぜひ、いろいろ試してみてくださいね!各地で若手の職人さんも、頑張っていますよー。これからが楽しみです♪

季節的には紅茶が飲みたくなりますね~。今年はなんだか紅茶をたくさん手に入れてしまったので、紅茶三昧になりそうです!てんちゃんさんもオススメあったら教えてくださいね~♪←ダージリンのファーストフラッシュはアイスティーにしてミルクを入れて飲むという荒技(笑)が一番美味しいと感じてしまうので、かなりズレた感性を持っているようです・・・胃がきりきりするんですけどね。

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