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静岡のお茶を訪ねる旅2日目

台風の影響でザンザン降ている朝。あ、ちなみに昨夜の夕飯は駅ビルのお寿司屋さんで一杯やりました♪

泊まったのが、浮月楼の別館「ガーデンスクエア」だったので、朝はお庭を見学しました。大雨、どしゃぶりでしたけども。
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徳川慶喜公のお屋敷跡だそうですよ。明治二年から、二十年にわたって住んでいたそうです。今回の旅にもたびたび慶喜公のお名前はでてきて、静岡の人たちは幕末のこと詳しいなーとか普通に思っていましたが、駿河って地理的に東と西を結ぶ要所なわけで、歴史にも自然と詳しくなるわけですね。今頃思いました。

さて、まずは栃沢の「山水園」さんに向かいます。私は全然詳しくなかったのですが、「縁側カフェ」ってのがあるんですね。そして、その中でも有名どころらしいですね。(すみません、本当に何も知らないな)

静岡の地理にまったく詳しくないので、車で連れて行かれるがままになっていますが、とにかく山奥。どんどんどんどん奥。とにかく登って、携帯のBPSで確認したら、道路がなくなる直前に、山水園さんはありました。趣きのある素敵な場所です。環境も最高。雨さえ降ってなかったらもっと歩き回りたかったです。

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こんな感じの山の中に。

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山水園さんの看板。雨がすごかったので遠景を撮らなかった・・・悔やまれまする。

代表の内野清巳さんからお話をうかがいましたが、茶工場はなんと、自ら鉄筋コンクリートの土台から作ったものだそうです。茶だけじゃなくて建築までやっちゃうー。すごいですよね。普通、素人はそこからやってみようと思わない、その発想がすでにすごい。

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お茶「切り培(きりばい)」をいただきました。しっかりと力強い味わいの煎茶でした。うま!おまんじゅうに負けてません。(おまんじゅうもおいしかったー)これよりあっさりした「九十九(つくも)」という茶を買わせていただきました。帰って飲むのが楽しみです♪でもなー、ここの水で飲んだ方がおいしかろうなー。空気もいいし、天気のよいときにぜひまた伺いたいものです・・・が、ここにたどり着ける自信がない。(笑)

お土産までいただいてしまいました!嬉しすぎて開けられない(笑)ありがとうございました。

すぐそばに有名人の生家があります。

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記念の碑です。そのお方は・・・聖一国師。どどーん。

建仁2年(1202年)、駿河国安倍郡栃沢(静岡市)に生まれる。幼時より久能山久能寺の堯弁に師事し、倶舎論・天台を学んだ。18歳で得度し、上野長楽寺の栄朝、次いで鎌倉寿福寺の行勇に師事して臨済禅を学ぶ。
wikiより。
いまでも生家は残っておりまして、41代目の方が住んでいらっしゃいました。なんていうか・・・歴史は今に続くんですね~。当たり前なんですが、唖然としてしまいます。
宋から持ち帰った茶の実を植えさせ、茶の栽培も広めたことから静岡茶(本山茶)の始祖とも称される。墓所ともなった「医王山回春院」の名は茶の持つ不老長寿の効能をうたったものと伝えられる。
没後の応長元年(1311年)、花園天皇から「聖一」の国師号が贈られた。

というわけで、本山茶の祖といわれる聖一国師の生家のすぐそばで作られた茶をその場でいただくという、すごいなこのツアー!という感じでした(笑)もう、なんかただのミーハーだな。

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生家すぐそばの茶園です。しかし、本山茶って、本当に山で作るんですね。(当たり前だ)なんとなく「山の方」で作っているイメージだったんですが、これは本当に山。山の斜面。海抜こそ低いけれど(ここで400メートルほどだそうです)、台湾の高山茶と同じようなイメージです。むしろ狭さと密集具合でいったら台湾の高山よりも上です。

静岡県のまん中を流れる、安倍川餅で有名な安倍川。その上流の山あいの土地には、鎌倉時代から伝わる良質なお茶産地があります。ここで育つお茶が本山茶。古くは安倍茶といわれましたが、ここのお茶の名声が高まると、静岡産のお茶なら何でも安倍茶と呼ばれるようになりました。大正期になって、地元の茶農家・築地光太郎が他の産地と区別するために本山茶と命名。本家本元のお茶という意味が込められていたのでしょう。
静岡茶商組合HPより
「本当に山のお茶」じゃなくて、「本家本元のお茶」で、本山茶だったのか(笑)

運良く、生家を見学しているときは雨が小降りになってきました。
続いて、山を下りて向かったのは足久保ティーワークスさんです。
荒茶工場を見学させていただきました。
工場の上には
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どーん!
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どーん!
近代的な大きな工場でした。

比べるのが間違っているのは重々承知ですが、やっぱり鹿児島の工場の方が全体的に規模が大きいようです。私がみた鹿児島の知覧、頴娃の茶園の規模は緩やかな傾斜地に果てなく続く・・・という感じでしたが、何せこちらは本山茶。山の斜面ですから当然です。むしろ、なんでこんな場所で作ってるのかと頭を抱えたくなるような急斜面で、そういえば、昨日の茶業研究センターで、急斜面でも使える機械の開発って言ってたなあ・・・。

とにかく、モノラックで登り、作業をする、そんな場所の茶はすごい。っていうか、もう、そこまでしてマズイお茶を作るわけがないという気がしてきました。
この足久保ティーワークスの2階では

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全員にこのようなセットが用意されていて、いただきました。「峰の香」という煎茶です。

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ツヤッツヤです。香りも袋から開けたとたんにブワッときました。誰だよ、「味の日本茶、香りの中国茶と言われるんですよ」とか言ってた人。(←自分)

飲んで一言、うまっ。これも力強いお茶です。がっつりしてます。
・・・と、思ったら日本茶に詳しい方々から濃いわねー、との声が。どうも手違いで8グラムくらい茶葉が入っていたようです。3,4人分を一人で使っていたことになります。そりゃ濃いわ(笑)

うちは元々、濃いのを飲んでいたようで、全然違和感がありませんでしたが、2煎目に「ん?」とさすがに濃さがわかりました。

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開いた茶葉を見てください。なんてキレイ~。持って帰りたい~。ご飯にのせて食べたい~。

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その足久保ティーワークスの目の前の茶畑です。いつの間にか青空ですがな。

そのままお昼ご飯に参りました。
丸子の里「鞠子茶屋」さんです。
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なんてったって、丸子ではトロロご飯!らしいです。
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こんな感じ。たっぷりトロロです。
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こんな感じでいただきまーす。

表現力が欠如していて申し訳ない。
うまっ。
トロロ、うまっ。
出汁とトロロの具合が絶妙です。麦飯によく合うぅぅ。なんならトロロもう一杯、と言いたかった(笑)トロロだけでいけます。本当に。

お腹も満ち足りたところで、いよいよ丸子紅茶の製茶体験です。場所は丸子ティーファクトリー。なんだ?この辺はティーワークスとかティーファクトリーとかいう名前が流行っているのかと一瞬思いましたが(笑)、場所はすごいところにありました。神社の境内じゃないか?と思われる場所に小さな工場が。

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ここには多田元吉氏の碑があり(近くに生家があったそうです)、その意志を継ぐ村松二六先生のティーファクトリー。実はこのツアーの間中、マイクロバスを運転してくださっていたのがその村松先生だったのですが、狭い山道も楽々運転してしまう御歳76才。闊達で、生き生きと多田元吉の足跡と丸子紅茶について語っていただきました。

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同じ境内に多田元吉の碑と

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ただにしき。

あーもう、この辺り、実は全然わかりません。多田つながりで、元吉さんが品種改良したんですか、くらいな感じです。

明治初期、政府の勧業寮役人であった多田元吉氏が、茶の栽培、製造技術の調査のため、中国、インドの各地を視察した際、多くの茶種子を持ち帰った。「ただにしき」は、彼が持ち帰った茶種子から静岡県茶業試験場が改良育成した紅茶用品種で、品種登録もされている。昭和40年頃までは各地でかなりの程度栽培されていたようですが、輸入紅茶におされ現在では殆ど栽培されていません。
学校法人聖心女子学院直営不二農園ホームページより

……やっぱりそうだった。ってか、なんだこのHP。学校でお茶作ってるっていうか、茶畑持ってるし!静岡、本当にすごいな!

なお、この碑の後ろには多田氏が持ち帰ったというアッサムの子孫が生えてました。……多田元吉氏、初めて名前を知りましたよ。無知ですんません……と、思ったら。同行の日本茶インストラクターの方々が言うには、今の日本茶インストラクターのテキストに多田氏の名前が載ってないらしいです。……何が起こっているのかよくわかりませんが、聞けば聞くほど多田元吉さんの功績はすごいと思うんですけど。素人ながらに。そのへんどうなんでしょうかねー?

この日は語ることが多すぎるので、ちょっっとここで一息。どうなんでしょうかねー、から続く(笑)


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